舶来 六脚堂

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飼育に関する「各種知識」

ワンダリング対策の1つ。

KAZ.YOSHII

みなさん、こんにちわ。六脚堂です。

打ちのゴロファポルテリくんのボトルのマットがだいぶ沈んできたので、交換しよーと思いました。ちなみにこの子。兄弟が7頭おりました。札幌の極寒の環境で5℃近くまで気温が下がっていた部屋で、唯一の生き残りのコです。

完全に私の管理ミスです。

というのも、新しいブリード場所の開拓で作った場所なのですが、保温の環境をうまく作れず失敗したのでした。

その最強とも言える生き残り兵。

やっと本題です。この子の大きさからそろそろ「ワンダリング」が始まるころです。

「ワンダリング」とは、コーカサスなどのカルコソマ系やゴロファ系で見られる、蛹になる前にその場所を探すためにマットの表面に出て歩き回ることを言います。

そして、「脱走」するのです。

その対策はいくつかあるのですが、

・深いボトルを使用してマットとフタまでの距離を作る。(10センチ近く)

・フタの空気穴を小さいものにする

※これはワンダリングによる「脱走」対策ですよ!自然に蛹化させる方法ではありません。

そして、これ ↓

100均で販売されている「鉢底ネット」を購入し、穴のサイズに合わせてカットします。

最初からフタに穴が空いているボトルの場合に有効です。

ネットを貼り付けます。

以上。

幼虫の脱走は、同居人の方に相当な衝撃を与えることでしょう笑

なので、ゴロファポルテリ、コーカサスオオカブト、アトラスオオカブトなどの幼虫には気をつけてください!!

ちなみに、スムーズに、ワンダリングさせずに蛹化させるために。

ケース(ボトル)の底面を「黒土」を3センチほど引いて固めることで、蛹室を作りやすくすることで解消されるようです。

六脚堂では、3令時のマット交換ではすべてのマットを交換せずに、底面はフンとフルイマットで詰めておきます。これによって黒土に近い環境を作り出すイメージです。

ご参考までに。

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KAZ.YOSHII

映像・WEB・システム開発の会社「WILLPLANT」の代表取締役。

会社内で、幼虫飼育1000頭を行なっているカブクワおじさんでありつつ、ラジコンバギー(ストック)で2022年、全日本16位(JMRCA)。

カブクワバトル動画、カブトコロシアムの主宰でもある。

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