人工蛹室のサイズアーカイブ
人工蛹室は大きすぎると羽化時に回転ができなく羽化不全を起こす事もあります。
なので、サイズは縦方向は長くても構いませんが、横幅が蛹に対して2センチくらいの大きさが良いと思っています。
余りにも横幅が広いとうまく回転できなく羽パカになる可能性が高くなるのです。
とはいえ、縦方向が短すぎるとクワガタ♂の場合、アゴが伸ばせなくて羽化不全。。ということも有ります。
そこで、人工蛹室を作るときに大まかな目安になるサイズをWEBで販売されている人工蛹室のサイズやブログなどからいろいろ調査し、表にしてみましたので自作するときの参考にしてもらえれば幸いです。
注意)
ブリードにこだわりが出るほど蛹室のサイズは変わります。アゴの長さ太さや体高が出るものなど、血統の特徴が色濃いものほど特定サイズが必要になりますので、あくまで一般的なサイズでの参考としてくださいませ。
蛹室の深さは、サナギがすっぽり収まる深さ、40〜50mm程度でOKです。
次にヘラクレスの蛹室です。
(ネプチューンの人工蛹室も同サイズで問題ありません。)
おしりから、頭にかけて15度程度の傾斜をつけましょう!(頭が上です。)
クワガタもそうですが、カブトムシの小型種は湿らせたティッシュである程度の形を作るだけでも割りと羽化してくれます。
しかしながら、無足たちのことを考えると理想は当然「自然蛹室」です。自然蛹室には自分を守ってくれていたバクテリアが存在していますので、わざわざ人工蛹室に移動するということは、自然蛹室ではリクスが高い時だけにしましょうね。