舶来 六脚堂

本能のままに生きる。
カブトムシ、クワガタをもっと知れるメディア

飼育に関する「各種知識」

ヘラクレスの幼虫(前蛹)がマットの上にいたらすること

KAZ.YOSHII

このページでは、

『幼虫がマットの表面に居たらどうしよう。』

を解決します。

この場合、いくつかのケースが考えられます。

今回はヘラクレスの幼虫ですが、演出ではなく実際に起きたことをお伝えしますね。

まずは状況説明からです。

ケースは、DAISOのメガフードコンテナ。

幼虫は、23年12月孵化の♂の幼虫。間もなく蛹室を作り始める時期。

マットの量は半分程度になっていたものの、タイミング的に交換は避けたほうがいい時期。

と言った感じです。

【24年4月30日】

そろそろ蛹室をつくったかな?とケースを持ち上げて底面を覗こうとしたところ、

「コロン」

と音がしました。「??」蓋をそっと開けてみると、写真の様にマットの表面に幼虫が出てきておりました。

姿は完全に前蛹です。

前蛹の特徴は

・腹筋運動の様な動き

・アゴが固まっている(機能しない)

・足が短くなり、外れている(動かない)

・おしりがしわしわになっている

の4点です。こちらの動画でも見てみてください。

対処法としましては、このままマットを霧吹きなど掛けて加水し、スプーンのようなもので押しつぶして蛹室を作る。という方法と、人口蛹室に移すという方法があります。

今回は、コバエも発生していたので、人工蛹室へ移すことにします。

上記の人工蛹室は、に、オアシスという園芸用スポンジをくり抜いて作ります。

なお、オスの人工蛹室の形と、メスの人工蛹室の形は若干違いますので、下記リンクを参考にしてください!

人工蛹室のサイズ を知りたいときはこちらから

□□□□□ 今回使った用品はこちら □□□□□

DAISOのシューズケース

園芸用のスポンジ

□□□□□ AMAZONリンクです □□□□□

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

各種情報発信中!

舶来 六脚堂(はくらい ろっきゃくどう)

X(旧Twitter)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

KAZ.YOSHII

映像・WEB・システム開発の会社「WILLPLANT」の代表取締役。

会社内で、幼虫飼育1000頭を行なっているカブクワおじさんでありつつ、ラジコンバギー(ストック)で2022年、全日本16位(JMRCA)。

カブクワバトル動画、カブトコロシアムの主宰でもある。

WILLPLANTのWEBはこちら コンテンツ制作:カブトコロシアム

《Xのアカウント》

X:@kazuhiroyoshii