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FFOAKSの飼育記録

KAZ.YOSHII

ーー六脚堂飼育ブログーー

色々あって、アップしていなかった子をいよいよ挙げてみたいと思います。

一昨年前に購入した「FFOKAS」とラベルされた幼虫です。FFOAKSといえば、大型ヘラクレスを手羽化させたいと思っている方ならおそらく聞いたことがあるであろう有名血統。その幼虫をオークションで購入しました。

オークションで購入する血統ヘラクレスは眉唾ものも多く、信頼に値しないものも含まれています。またさらに、FFOAKSという表記だけ。という部分も引っかかるのです。

しかし、産まれてきた個体は139mmと小さい個体ながら、色味、バランスがとても美しく、この子は累代したい!と直感で感じてしまったので、繋いでいこうと決めたのでした。

まあ、こちらも完璧なノウハウや環境が揃っているわけでも無いので、このくらいがちょうど良いのかも知れません。

ということで早速。

24年の1月に。大きく時期がずれることも無く羽化したペア。ペアリングもすんなり。産卵もすんなりしてくれました。

【24年6月27日】

22個産んでくれた卵を、クリアスライダー小で管理していました。が、見やすくケースの周りに配置していた卵は状態が悪い。

そのうち3個だけがパンパンに大きくなっていました。この子達をプリンカップに移動しました。

そのうち1頭が孵化していましたので、ボトルに引っ越しします。

【24年7月6日】

22個の採卵後、更に産卵セットを組んでおりました。そこから6個の卵をゲット。

翌週には11個の卵をゲット。

この♀ちゃんの卵は孵化率が低かったので、卵は多ければ多いほうが良いかも知れませんね。

ということで、それぞれSeriaの500ccのボトルで管理したいと思います。

7月に入ったところで、11個のボトルから幼虫が見えていたので開けてみたところなんと!!

11頭全部孵化していました!

これはヘラクレスでは割とアルアルで、最初に産んだ卵よりも後半のほうが孵化率が高いようです。

可愛い子たち。みんな元気に成長してください。良く質問で、ヘラクレスが産んだ卵はここからどのくらい羽化するの?というのがあります。

飼育環境により一概には言えませんが、70〜90%程度の子が羽化すると答えています。

6個の卵を管理していたボトルからも、幼虫が見え始めていましたがすべての卵の姿が見えなくなったので(幼虫になって、マットの奥の方へ移動した。という意味です。)、一度ボトルを開けてみましょう。

なお、ここからボトルを引っ越していきますが、この子達を入れるマットの用意は計策的に。先に用意してガス抜きなどしておくようにしましょう。

この子達も、無事に100%。6頭が孵化していました!

産卵セットも3セット目。7個産んでいたのですが、

この子達も100%孵化です。

1回目のセットからは22個。そこから3頭が孵化。

2回目のセットからは11個。11頭が孵化。

3回目のセットからは6個。6頭が孵化。

で、今回の4回目が7個。7頭が孵化。

丁寧に、丁寧にボトルへ移動していきます。ここで使うボトルは1400CCです。3ヶ月はそのままにしておきたいので、マットが切れないようにしたいためです。

ただし、部屋の飼育スペースが取れない方は、最初は450程度のプリンカップ→3令になったら1400CCボトルで良いです。

3令になると極端に食べるスピードが上がるので痛快ですよ。

2頭目。

3頭目。

4頭目。

5頭目。

6頭目。

7頭目。

みんな同じくらいの大きさです。あと3ヶ月くらいで3令になる頃です。その時のマット交換で♂♀を判断し、♂は中ケースへ引っ越し。♀はこのまま1400ケースで管理します。

温度は23〜24℃をキープ。3令になる頃から21〜22℃の部屋に移動します。

こんな感じで、ボトルコンテナを使うと移動が楽になります。個のコンテナは800CCボトルなら16本収容が可能です。

それでもって5回目の採卵で4個取れました。

一個は巻かれてしまってだめに。残りは3個がもう孵化寸前です。

数的にはもう十分かなと思っていますが、6回目のセットが組まれています。セット内で♀が力尽きて☆になっていますが、まだ割り出しはしておりません。

1回目:22個→3頭、2回目:11個→11頭、3回目:6個→6頭、4回目:7個→7頭、5回目:4個→3頭

ちょうど50個産んで、30頭孵化。孵化率60%。

さて、最後の6回目はどのくらいの幼虫が割り出されるのでしょうか!タイミング的には産卵セットの中で孵化しているものと思います。

今慌てて、1400ボトルとコバエ侵入抑制ケースを手配しています笑

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3令になってからのケースは、コバエ侵入抑制ケース

3令までは、1400CCのボトルを

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KAZ.YOSHII

映像・WEB・システム開発の会社「WILLPLANT」の代表取締役。

会社内で、幼虫飼育1000頭を行なっているカブクワおじさんでありつつ、ラジコンバギー(ストック)で2022年、全日本16位(JMRCA)。

カブクワバトル動画、カブトコロシアムの主宰でもある。

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