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ウィックハムヒラタクワガタの飼育方法|ペアリングから幼虫飼育まで

KAZ.YOSHII

『ウィックハムヒラタクワガタとは』

オーストラリアに生息するヒラタクワガタの仲間です。

やや小型で光沢が強く出るのが特徴。

体型はパプアヒラタのに似ていますが、大きくなるほど顎が前に伸びていく特徴があります。

私は大きい虫が好きなのですが、この子は雰囲気的にアルキデスのような、体幅があってムキムキで、目の上のシワシワが戦闘力を感じさせるところを気に入って、六脚堂でも手に入れてしまいました。

オーストラリアから生体が輸入される量も少ないので、希少種ともいわれていますね。

クワカブyoutuberの田沼製麺さんも、20年間で♀が2〜3頭しか入ってきていない珍品と仰っています。

現地でも生息数は少ないようですね。

日本国内では、ヒラタといえばやはりスマトラやパラワン、アルキデスなど人気種も多いことからウィックハムヒラタを飼育している人数も少ないと思われます。

WEBで情報を拾おうとしてもなかなか有りませんでしたので。

ただし飼育はとても容易です。

飼育方法としては国産ヒラタと同じ方法で簡単に累代が可能です。

ビークワレコードは55.0mm。野外では43mm。ヒラタの中ではこぶりな部類に入ります。

和名:ウィックハムヒラタクワガタ

学名:Dorcus wickhami 

産地:オーストラリア

六脚堂飼育個体で、オーストラリアのクイーンズランド産。WF4です。

頑張って累代して行きたいと思います。

幅が広く、ストレートな大顎。

♂♀ともに光沢感があり、観賞用としてもバエます。(希少種なのであまり見ませんが)

ここからはウィックハムヒラタクワガタの飼育方法を六脚堂の飼育方法や定説として言われている方法を掲載しています。

飼育する環境、地域、生体そのもののポテンシャルも大きな要素となりますので、あくまで参考としていただければ幸いです。

□□□ 成虫の飼育方法 □□□

寿命:

1年半~2年半程度

飼育温度:

18~23℃前後

成熟期間:

後食までおよそ1〜2ヶ月。そこから2〜3ヶ月程度

3~5ヵ月(羽化してから交尾できるまでの時間)

成虫飼育メモ

冬の間は15℃以上を保ち、夏は25℃を超えると危険です。その際は乾燥気味にして蒸れが置きないようにしましょう。(23℃までがベストです。)

高地に住むのでスマトラやパラワンよりも涼しくしましょう。

□□□ 卵の産ませ方 □□□

卵を産ませるにあたっては♂♀それぞれが成熟していて、交尾・産卵可能な状態であることが必要になります。

羽化日、後食開始日、後食開始から成熟までの個体差もありますのでこの情報を鵜呑みにしないようご注意ください!

【産卵セット】

マット、産卵材(コナラ、クヌギ等)のどちらでも産んでくれます。

材については柔らかめのものを好む傾向。マットのみでもOKです。その場合は微粒子完熟系で。

材を入れるなら、クヌギ、コナラ。

フォーテックさんの産卵一番で良い結果も出ているようです。

《産卵セット》の作り方はこちらから

【ケースサイズ】

Mサイズ程度。

中サイズの材を2本いれる場合は、コバエ抑制ケース 中。無しならコバエ抑制ケース 小

などを使用しましょう。

【水分量】

手でぎゅっと握って団子が出来て、なおかつ水が染み出ない程度。

【マットの詰め方】

ケース底面7割程度固く詰めて上部3センチはフンワリと。

【設定温度】

23℃前後

【ケース】

材の大きさに合わせて選びましょう。

ペアリング方法:

同居ペアリングをおすすめします。

1)飼育ケースなどに♀が潜れない程度のマットを敷きます。

2)転倒防止用に、樹皮や足場、ゼリー皿、をセット。

3)♂、♀を投入し7日間ほど一緒にしておきます。

※ほぼ交尾が済んでいると思われるので♀を取り出し産卵セットに投入します。

♂のアゴを縛って同居させることをおすすめします!

《カブトムシ・クワガタのペアリング方法》

この動画は、本土ヒラタクワガタの同居ペアリングの様子です。

100均のケースの底に、これも100均の鉢底ネットをガムテープで止めただけのものです。

♀の隠れ家として、樹皮を1枚入れています。

□□□ 幼虫の育て方 □□□

【お勧めのエサ】

菌糸ビンでもマットでもOKです。 オオヒラタケの菌糸ビンで良いでしょう。

マットでも飼育は可能ですが、菌糸ビン飼育のほうが早く羽化する傾向にあります。

【えさ交換回数】

♂は800CCのボトル交換で途中1〜2回程度。

♀は800で1回程度。500CCでも問題なく羽化してくれます。

※幼虫を割り出すタイミングでボトルの交換回数は変わります。

※温度や菌糸の劣化具合、食い進みにより変化はあります。

【設定温度】

20~23℃前後が理想的です。

下は15℃、上は25℃が限界値かと思われます。

【孵化から羽化までにかかる時間】

♂:8〜11ヶ月程度

♀:6〜9ヶ月程度

※管理環境(管理温度、飼育するエサ等)の違いによって個体差があります!

この記事は2024年5月の記事です。

トレンドが変わったらまた追記していく予定です。

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2024-08-03

ウィックハムヒラタをつなげます。

【24年8月3日】

希少種として知られる、「ウィックハムヒラタ」ですがヒョンなところから手に入りまして増やすチャレンジをしています。

WF5なので、しっかりと繋ぎたく、2回の同居ペアリングからの産卵セット。

※詳細写真は↑スクロールをして本編を御覧ください、

マットはNマットを想定していましたがタイミングが合わずに高添加六脚堂マットに黒土マットを2割ほど混ぜたものです。

ヒラタだし、これで産んでくれるだろうとたかを括って作りました。

【24年10月2日】

2ヶ月が経ちました。そろそろ開けてみましょうか。

♀ちゃんは☆に。ご苦労さまでした。ありがとう。

もっと丁寧にケアしてあげられればよかった。。

さあ。いざ割り出しですが、ケース横からは何も見えていなかったので残念ながら坊主で終了かと思っています。

おおお!いたいた!真ん中辺に見えるのは初令幼虫では!!

無事に(?)4頭を採ることができました。ホッ。。。

なんとかペアで残ってもらいたいものです。甘く見ないでNマットとか産卵一番を使えばよかったのでしょうか。希少種だって言ってんのに、有無かどうかの実験をして、更に♀を☆にしてしまうという体たらく。。。

もう判断能力が乏しくなっております。

この子たちはとりあえず、川口商会の無添加マットで管理します。

【24年11月11日】

割り出し後、川口紹介の無添加発酵マットで管理していた幼虫を、オオヒラタケ菌糸へ2頭引っ越ししました。

【24年11月30日】

小さめだった子たちを、菌糸カップへお引越し。1つは食痕が見えていないので不安。。。

【24年12月17日】

先に菌糸カップに入れていた分を、そこそこ食い進んでいるので今回200ccカップへ入れ替えます。

丸々としてきました。いい感じ。

移したことで環境が変わって暴れたりしなきゃ良いんだけど。大きくなくていいので、完品羽化してつながって欲しい!!

次の子は。

こっちもなかなか食べてくれました。

そういえば体重はかっていなかった!!

恐らく2頭ともに4gでしょう。(これは恐らくあっているはず)

暴れませんように!!

800ccに入れても良いようなサイズだったけど、保険を売ってみました。菌糸に巻かれるのも嫌だし、そもそも親が菌糸を食べていたかもわからないので、マットのほうが無難だったのかな。

(大きくなくても。。とか言ってる割に菌糸上げてる時点で矛盾してますね。)

ウィックハムヒラタは羽化まで約一年と言うことなので、春くらいに800CCに入れたらあとは放置でいいと思っています。

とにかくペアで残って欲しい!!!

【25年2月14日】

12月16日に引越したウィックハムちゃん。そこそこ食べきってくれたのでそろそろ800ボトルへ引っ越しすることにします。

立派なプリンプリン幼虫になってきました。

ビークワ見たら、ウィックハムのレコードが55mmだったんですが、そんなにデカくなるの??

ヤバ!

聞いちゃったら50mmはいかせたくなりますよね〜。

今回は月夜野e-800です。

表面を取り除いて、幼虫の部屋を作ります。

ちょうどいいサイズ。

ってことで、今日はバレンタインデー。娘がドレミちゃんのチョコをくれました。

おジャ魔女どれみ知ってます??相当感動するのでぜひ見たほうがいいですよ。こんなにいい作品はありませんからね。

では、続報をお待ち下さい!

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KAZ.YOSHII

映像・WEB・システム開発の会社「WILLPLANT」の代表取締役。

会社内で、幼虫飼育1000頭を行なっているカブクワおじさんでありつつ、ラジコンバギー(ストック)で2022年、全日本16位(JMRCA)。

カブクワバトル動画、カブトコロシアムの主宰でもある。

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