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オパクスサビクワガタの飼育方法|幼虫飼育から成虫まで

KAZ.YOSHII

『オパクスソリアシサビクワガタとは』

ソリアシサビクワガタ属最大種と言われ、

ミャンマー、ベトナム北部、インドネシアはマレー半島、スマトラ、シムルエ島、カンゲアン島、ジャワ島、バリ島からフィリピンに生息しています。

日本に流通しているのは、ジャワ島、パラワン島のものを見たことがあります。

また、本種の学名は『ソリアシサビクワガタ属』で「Gnaphaloryx opacus」となっています。

しかしながら、とてもサビ具合が似ている日本のヤマトサビクワガタの学名は「Dorcus japonicus」で、テヌイヒルストゥサビクワガタの学名は「Dorcus tenuihirsutus」。これらはドルクス属としての扱い。

『ソリアシサビクワガタ属』は他にもカプレオルスソリアシサビクワガタ、スクアリドゥスソリアシサビクワガタ、ホリドゥスソリアシサビクワガタ、グラキリスソリアシサビクワガタなどがおります。

サイズ感的には30mm程度。野外最大で38mm程度らしいです。

全体的に飼育者が少ない、マイナー種のためか(はたまた飼育しているがブログなどされていない)情報の少ない部類のクワガタであることは間違いありません。

和名:オパクスサビクワガタ(ソリアシサビクワガタ)

学名:Gnaphaloryx opacus Burmeister, 1847

写真はインドネシア 東ジャワ アルゴプーロ産。六脚堂での飼育個体で、WF4。

ネブトでもない、コクワでもない感じが所有感を引き立てますね。

基本的に小さい種はあまりやっていないのですが、小さくても独特な雰囲気を放つ種だけは、ほそぼそと続けていたりします。

子供用の図鑑には、クロサビクワガタと表記されていたこともあるそうです。

サビイロカブトとはちょっと違うサビ具合。

このページではオパクスソリアシサビクワガタの飼育方法を六脚堂の飼育方法や定説として言われている方法を掲載しています。

飼育する環境、地域、生体そのもののポテンシャルも大きな要素となりますので、あくまで参考としていただければ幸いです。

□□□ 成虫の飼育方法 □□□

寿命:

 成虫の平均寿命は、1年程度。

飼育の適温:

18〜25℃程度

成虫育成メモ:

低温にも高温にも強いので飼育はしやすい種です。

♂が♀をいじめることは無いので同じケース内で飼育することも可能です。

ケースはコバエシャッタータイニーやクワBOX MS-1あたりで充分です。

飼育ケースのサイズ表はこちら

□□□ 卵の産ませ方 □□□

卵を産ませるにあたっては♂♀それぞれが成熟していて、交尾・産卵可能な状態で

あることが必要になります。

羽化日、後食開始日、後食開始から成熟までの個体差もありますのでこの情報を鵜呑みにしないようご注意ください!

小さいのにやや待ちます。後食は4〜5ヶ月。成熟はさらに1ヶ月程度でしょうか。

※管理温度でも違いは出てきます。

《ペアリング方法》

ハンドペアリングではほぼ目視できませんので、同居ペアリングが理想です。

詳細はこちらから!

《カブトムシ・クワガタのペアリング方法》

《産卵セット》

材産みです。材は転がしでも8割程度埋め込む用にセットしても産卵はします。

ほぼ♀殺しは無いので、同居で大丈夫です。

産卵セットの作り方はこちらから

産卵管理適温

23〜25℃

【使用ケース】

ケースは、クリアスライダーやコバエ抑制ケース(小)(セパレートケース)などで良いでしょう。

《ケースサイズ表》

□□□ 幼虫の飼育方法 □□□

【お勧めのエサ】

菌糸をおすすめします。ヒラタケよりもカワラの相性がいいようですね。

六脚堂おすすめ カワラ菌糸ビン

メーカー 菌糸ビン
フォーテック G-pot カワラ
(六脚堂でも販売しています)
ブリーダーズ・ファーム 大夢B プロスペック
月夜野きのこ園 カワラN菌糸ビン

菌糸メーカーさんは多数ありますが、在庫切れが少なく、初心者さんでも安全に羽化するタイプの菌糸ビンを選択しています。

大きさ的に気にしなければ400程度のプリンカップでも行けそうな気がします。

【えさ交換回数】

菌糸800ボトルで1本孵し可能です。

【設定温度】

20~24℃程度。

【孵化から羽化までにかかる時間】

23℃で通年管理の場合は3~6ヶ月程度でしょうか。

※管理環境(管理温度、飼育するエサ等)の違いによって個体差があります!

この記事は2024年10月の記事です。

トレンドが変わったらまた追記していく予定です。

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2023-12-17

オパクスソリアシサビクワガタ。割り出しします。

ーー六脚堂飼育ブログーー

オパクスソリアシサビクワガタですが、これは保管していた写真から思い出しつつ書いていることをご了承ください!

もうとっくに記事化していると思いきや、全く着手していなかったため、記憶の鮮度も薄れております!

【23年5月吉日】

ヤフオクにてWF4の成虫ペアをゲット。おそらく累代情報からブログで情報を上げていらっしゃる方のものだと推察しています。そのブログを頼りにこちらも累代をスタート!!

スペックは、

【種類】

オパクスソリアシサビクワガタ

Gnaphaloryx opacus

【産地】東ジャワ アルゴプーロ

【累代】WF4

【羽化】

♂30.5ミリ程 2023年1月26日 羽化確認 

♀25.4ミリ程 2023年1月16日 羽化確認 

1月羽化なので、すぐに同居させた記憶があります。

でも産卵セットを組んだのは8月。限りなく旬を逃しているのでは無いでしょうか。

8月10日に組んだ産卵セット。メモには、材に幼虫見えた。埋め戻し。となっています。

おそらく幼虫は見えたものの、小さすぎてもう少し剤にとどめておこう。と当時の私は判断したんでしょうね笑

4ヶ月も待ったわけで、しっかりと↓幼虫が出てきました。

蛹も出てきました。3〜6ヶ月で羽化してくるという情報通りのスピード感。

また蛹が。

結果、蛹3、前蛹2、幼虫19。数としてはまずまずです。

産卵セットは、産卵1番にコナラ材です。

オスと思われる11頭を月夜野さんのE-800へ7頭、4頭をE-1400へ。 他小さめの8頭はクリアスライダーに戻して多頭飼育へ。

パプキンを始め小さいクワガタって、蛹を雑に扱っても普通に羽化しちゃうんですよね。

8頭をクリアスライダーに戻していたので、開けてみると4頭に。この子達はプリンカップへ。

1400に多頭飼育していた子たちはいかに。

♂はまだ蛹でした。

幼虫の子もいたり。

記憶が曖昧すぎてすいません。♀含め早い子はとてつもないスピードで出てきて、♂との差がすごすぎて、しっかりと成虫の写真撮影ができていませんでした。大体、雌雄揃ったら撮影会をするのですが、残っていないところを見ると、管理の甘さとタイミングが揃わなかったんだと推察します。

サイズ感的にも、全く計測する気が起きないくらい小さく。多頭では遠慮し合って大きくならないのはどの種も同じかも知れないですね。

時は経ち、1年後のバレンタインイブです!

グズグズになったMEMOから、見てください。とうとうWF6の幼虫を迎えることになるのです!!

『売らない!増やす!』というところに情熱を感じませんか??笑笑

おそらく種親の状況から、5月羽化の子を使って組んだ産卵セットです。9月10日に同居させています。4ヶ月、温めていた様子。慌てず頑張った自分を褒めてあげたい。

材はコナラのハズです。自作バクテリア材でしょうかね。

かじってる??随分ときれいな材に不安を覚えます。

親は流石に☆になっています。

♀ちゃんも☆。

ゼリー無しで数ヶ月経っていても、元気な姿を見せることもありますがそんなときは旋律が走ります。(絶対に幼虫食べちゃってるので。)

全然期待してはいませんでしたが、材をマットから持ち上げようとしたところ、メリメリと上の部分が剥がれて幼虫が出てきました。

どんどん出てきます。最近、採卵の失敗続きだったのと今回も見た処雰囲気が良くなかったので期待していなかった分、一気にテンションが上りましたよ!!!!!!

出てくるわ出てくるわ。マットからは0だったので、やはり材産み確定ですね。

こんなに細くなっても・・・

更に内側から出てきました。結構硬い芯の部分から。ここまで内側からはあまり経験なかったかも。

トータル11頭。

多すぎでもなく、少なすぎでもなく。2〜3ペアを次のイベント(次は25年4月12・13日のEZOクワカブフェスタ)で出せるかな。間に合うかな?

とりあえず大きさNO.1と2の子を、カワラ菌糸1400のボトルへ入れました。

(なぜならブリードルームに余ったやつがおいてあったから)

表側と、真裏側に、2頭です。

他の子達はとりあえず産卵1番で管理。

いきなり入れて巻かれても嫌なので。

一周目は本当にちびっこだったので、2周目はとりあえず全部30mmオーバーを狙いたいので、第2ブリードルームで18℃管理にします!

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2025-02-21

オパクスソリアシサビクワガタをカワラ菌糸へ

ーー六脚堂飼育ブログーー

WF5まで来たオパクスソリアシサビクワガタ。

どうやらカワラ菌糸がいいみたい。ということで先日割り出した子たちを早い段階で菌糸に入れていきます。

【25年2月20日】

2頭は1400の菌糸へ投入。他の子達は産卵1番で管理してやや1週間です。

1週間で移動はちょっと気が早かったかな。

1頭目です。

思ったよりも大きくなっています。

60カップなので大きく見えている?いやいや。ちゃんと大きくなってお腹にもたっぷりマットが入りました。今回は、作り置きしていたカワラの120と150のカップへ投入。

2頭目。これも大きくなっている。

羽化も早いから成長も早い気がします。

4頭目。9頭の初2令幼虫を管理していましたが、2頭☆になっていました。

産卵1番でもだめだと言うことは幼虫自体が弱かったのだと思います。残念。

5頭目。結果、7頭をカワラ菌糸プリンカップ(自詰め)へお引越し。

菌糸カップの写真を取り忘れていましたが、基本的には緩めに作っています。これまでガチガチにしすぎて全然食べられない。。。という経験がありましたので。時間がもったいないので既成の瓶を購入していましたが、やはり詰めるのも上手になりたいと思い、チャレンジしております。

このままカップで羽化まで持っていきたかったんだけど、120では厳しいかな〜。430カップなんかだと行けるような気がします。今度は予測して大きめのカワラカップを詰めましょうか。

今回は、飼育資材管理がヘボかったのですが、ちゃんと管理するなら2令で割り出して、430カップへ投入。

もしくは800のカワラ菌糸ボトルで一本孵し。くらいがいいのかも知れません。参考までに。

近況:

今この記事を書きながら、横ではアローコクワ(nobuhiroi)のペアリング中です。

♂は行きたがっているけど、♀が逃げてる。

24年の6月羽化(今は25年2月)なので8ヶ月経過。しっかり成熟していると見えて、♂の顎の間に♀が入っても♂は挟もうとしません。

成熟している証拠ですね。

この子は六脚堂で産まれた、65mmと小さめ♂なので次は70mmを目指したいですね。

今回のビークワ94号にはレコードの飼育情報が乗っている保存版なんだけどノブヒロイは、幼虫の餌、飼育温度、採集ボトル、全部「不明」の71.4mm。

そりゃノウハウは出したくないですよね〜。

いっちょ増やして見ましょうか!

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KAZ.YOSHII

映像・WEB・システム開発の会社「WILLPLANT」の代表取締役。

会社内で、幼虫飼育1000頭を行なっているカブクワおじさんでありつつ、ラジコンバギー(ストック)で2022年、全日本16位(JMRCA)。

カブクワバトル動画、カブトコロシアムの主宰でもある。

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