クルビデンスオオクワガタの飼育方法|ペアリングから幼虫管理まで
『クルビデンスオオクワガタとは』
インドやインドシナ半島に分布する外国産オオクワガタで、国産オオクワガタにとても似ていますが、艶、光沢が強く、大アゴの内歯も国産オオクワよりも大きめです。
また体長も大差がないですね。(国産の血統モノと比べるのはちょっと違うかもです。)
以前には同一種の別亜種という説もあったグランディスオオクワガタとはラオスで、ホペイオオクワガタとは中国の広西壮族自治区で、リツセマオオクワガタとはタイ北部で混棲していることから、別種であることが確認されている。 また、アンタエウスオオクワガタとも多くの地域で混棲しているが、幼虫の好む生育環境は異なっている。
wikiより。
ちなみにグランディスとクルビデンスの見分け方としては、大顎の内歯の発生場所が、グランディスよりも外側になります。またボディが逆三角形のように成るグランディスに対して、クルビはむちっと丸い感じになります。(大きさによる特徴の出方の違いもあります。)
クルビデンスオオクワガタは、本種の他にインド、ネパール、ブータン、ミャンマーなどの「ヒマラヤ系」と、タイ、ラオス、ベトナムなどの「インドシナ系」がいます。
なおクルビデンスオオクワガタの中でも、亜種のクルビデンス ババイは、顎は弧を描くように強く湾曲、顎先は矢印のように尖ります。
ビークワレコードは『クルビデンス(南ベトナム)』で2023年に81mmとなっています。
なお、他にもオオクワガタの仲間は世界にたくさん存在します。
1)ホペイオオクワガタ(中国)
ちなみに日本のオオクワガタは、ホペイの亜種になります。
2)グランディスオオクワガタ
ラオス、ベトナム、中国。
ミャンマー、インドに生息するのは亜種で moriyaiと呼ばれます。
3)パリーオオクワガタ
フィリピン パラワン島
などがいます。それぞれの顎の特徴を見て、好みのオオクワガタを探すのもまた楽しいいですよ。
和名:クルビデンスオオクワガタ
学名:Dorcus curvidens
種小名の「curvidens」は「曲がった歯」を意味します。
どちらかというと、クルビよりもグランディスの♀に近い感じがしますね。
こっちはクルビデンス ババイ。クルビデンス原名と内歯の位置が違います。
この角度の写真だとなかなか見分けがつかないかもですね。
フォルムが美しい。
オオクワはやっぱりいいですね。
オオクワには様々種類はありますが、人によりやはり好みが出てきますね。
♀ちゃんもグランディスよりもずんぐりした感じがあります
また上翅の筋がクルビの方が深いです。
私はずんぐり系が好きです。
タランドゥスの♀とか。
これはいい写真だと思います笑
ここからはクルビデンスオオクワガタの飼育方法を六脚堂の飼育方法や定説として言われている方法を掲載しています。なお、クルビデンスの飼育方法は一般的なオオクワガタの飼育方法と同様に考えて結構です。
ただし、飼育する環境、地域、生体そのもののポテンシャルも大きな要素となりますので、あくまで参考としていただければ幸いです。
□□□ 成虫の育て方 □□□
寿命:
成虫の平均寿命は、2年~3年ほど。
飼育の適温:
室内なら常温飼育が可能です。温度管理が可能なら、20〜23℃で飼育すると良いでしょう。
ただし夏場は30℃を超えないように、冬季は氷点下になるような環境は避けましょう。18℃を切ると活動が鈍ってきます。また極端な乾燥・蒸れも好みません。
飼育場所としては直射日光の当たらない室内が良いでしょう。
使用するケース:
おとなしいと言われるオオクワガタですが、♂♀一緒にしておくのはペアリングの時のみにし、普段は別々に管理しましょう。♂同士は喧嘩もしますので別々にしましょうね!
飼育するケースは、コバエ抑制ケース(小)がおすすめです。
成虫育成メモ:
2〜3ヶ月で後食し、その後3〜6ヶ月で成熟と言われています。
□□□ 卵の産ませ方 □□□
卵を産ませるにあたっては♂♀それぞれが成熟していて、交尾・産卵可能な状態であることが必要になります。
【ペアリング】
2〜3ヶ月で後食し、その後3〜6ヶ月で成熟と言われています。
(大きさにより個体差が大きいです。しっかりと様子を見てあげて判断してください。)
ペアリングするのは6〜8ヶ月程度待つ必要があります。また、常温管理の場合ペアリングのタイミングは気をつけましょう。ペアリング、並びに産卵には23〜25℃程度あるのが理想です。
また、寒くなってくる秋口にペアリングしても、冬季間に産卵するには温度が低い状態になってしまいます。
よって常温飼育の場合は、春以降にペアリングを行うのが理想です。オオクワガタは体内時計のようなもので季節を感じ取っているようなので、春にペアリングを始めるのが良いと思います。
温度管理をしていても、10月頃から4月までは産卵をしない場合が多くあります。
【産卵セット】
産卵材セットになります。基本、材産みですが、マットにも産みます。
材は好みが出るので2本程度入れたほうが良いでしょう。埋め込まなくて大丈夫です。
※1本でも構いませんが、♀の選択肢として2本あると産卵の確率が上がるという意味です。
また、植菌カワラ材なども反応が良いようです。
【ケース】
材の大きさに合わせて選びましょう。
中サイズの材を2本の場合は、コバエ抑制ケース(中)、クリアスライダー(ラージ)などを使用します。
産卵管理適温:
23~25℃が理想です
【SET方法】
水分量は材の加水時間、使用するケースにもよりますが少なめで良いです。
底面のマットは固く詰め、材が半分以上露出するように埋めてください。いわゆる「転がしセット」です。
材の周りを掘り進むので、時間が経つと材は動くようになります。
『産卵材セットの作り方はこちらから』
□□□ 幼虫の育てかた □□□
【お勧めのエサ】
オオヒラタケの菌糸ビンがよく使われています。
マットでも飼育は可能ですが、菌糸ビン飼育のほうが大型が期待できます。
六脚堂おすすめ オオヒラタケ菌糸ビン
| メーカー | 菌糸ビン |
|---|---|
| フォーテック |
G-pot スタウト (六脚堂でも販売しています) |
| ブリーダーズ・ファーム | 大夢B オオヒラタケ菌糸ビン |
| 月夜野きのこ園 | 月夜野きのこ園 菌糸ビン |
菌糸メーカーさんは多数ありますが、在庫切れが少なく、初心者さんでも安全に羽化するタイプの菌糸ビンを選択しています。
マットの場合は、ヒラタノコ1番がおすすめです。
♂は800〜1400CCのボトル交換で途中2〜3回。
♀は800〜800CCで2回程度。
※温度や菌糸の劣化具合、食い進みにより変化はあります。
【設定温度】 20~25℃前後で
3令から18〜20度の低温で管理すると、幼虫期間を長くし大型を狙うブリーダーさんもおります。
【孵化から羽化までにかかる時間】
♂:10~12ヶ月程度
♀:8~10ヶ月程度
※管理環境(管理温度、飼育するエサ等)の違いによって個体差があります!
この記事は2025年12月の記事です。
トレンドが変わったらまた追記していく予定です。
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