ラテラリスノコギリクワガタ(亜種:バヤニー)の飼育方法|ペアリングから幼虫管理まで
『ラテラリスノコギリ(亜種:バヤニー)とは』
ラテラリスノコギリクワガタは、フィリピン〜スラウェシ島に生息する、美しい色が特徴のノコギリクワガタ。
その中にある、亜種バヤニーの紹介をします。
バヤニーの産地は、同じフィリピンのバブヤン島の亜種で、色は原名のそれよりも上翅が明るいタイプになります。
ちなみにバブヤン等は、フィリピンの北端。
ラテラリスノコギリ自体は、もっと南側、インドネシアのスラウェシ島まで縦長の地域に生息します。
ここになります。
サイズは♂で55mm 程度までなります。
見た目の雰囲気的にはラフェルトノコギリクワガタに近い印象です。
飼育についてはかなり容易で、一般的なノコギリクワガタの飼育方法でブリードが可能です。
産卵にも癖がなく、幼虫期間も短いので、飽きずに楽しむことができますし、小さめで、綺麗な種なので初心者さんにもおすすめです。
国内で流通しているものは短歯が多いので、ぜひ長歯の羽化にチャレンジしてみましょう!
21〜23℃管理で500〜800mlほどの容量、発酵マット管理、半年〜8ヶ月ほどで羽化させられますし、管理によっては発酵マット800mlボトル1本管理でもレコードを狙える種かもしれません!
和名:ラテラリスノコギリクワガタ 亜種:バヤニー
学名:Prosopocoilus lateralis bayanii
上翅がきれいですね〜。亜種を知ると揃えたくなるのが男心ですよね。
原名は高級感。バヤニーは清涼感。
顎は中歯。サイズが伸びると内歯の位置が先の方に。
♀は♂ほど上翅が白く有りませんね。
どちらかというと、通常のラテラリスに近いイメージです。
混ざりものか??ト疑いましたが、他のブログなど情報を見ても同様の模様だったので暗視なしました。
ちなみにこれは原名です。
小さめなので、内歯の突起が小さいです。
こちらも原名の♀ちゃん。♂同様に濃いめの茶色に白の紋が入っています。
このページではラテラリスノコギリクワガタの飼育方法を六脚堂の飼育方法や定説として言われている方法を掲載しています。
飼育する環境、地域、生体そのもののポテンシャルも大きな要素となりますので、あくまで参考としていただければ幸いです。
□□□ 成虫の飼育の仕方 □□□
寿命:
成虫の平均寿命は6ヶ月程度(温度管理下で)
飼育温度:
20~24℃前後
(越冬はしませんので温度管理をしっかりしましょう)
成虫育成メモ:
成熟をしっかりさせれば産卵数は多い方です。
2ヶ月程度で後食を開始します。成熟の目安は後食からさらに1ヶ月後程度でしょうか。なので羽化から3〜4ヶ月程度を目安にしましょう。
□□□ 卵の産ませ方 □□□
卵を産ませるにあたっては♂♀それぞれが成熟していて、交尾・産卵可能な状態であることが鍵になります。
卵の産ませ方:
産卵材でもマットだけでも可能です。
マットは、フォーテックさんの産卵1番でOK!
ペアリング方法:
1)飼育ケースなどに♀が潜れない程度のマットを敷きます。
2)転倒防止用に、樹皮や足場、ゼリー皿、をセット。
3)♂、♀を投入し3日〜7日間ほど一緒にしておきます。
これでほぼ交尾が済んでいると思われるので♀を取り出し産卵セットに投入します。
本種は小さいので、大きなケースだと出会いのタイミングが減ってしまうので、プリンカップなどでの同居をおすすめいたします。人がいるとなかなかペアリングしにくいです!
この子達は、ハンドペアリングはなかなか難しいと思います。人がいるときの警戒心が強いので動きません。
産卵数の目安:
10〜20個程
産卵管理適温:
25~27℃前後
ペアリング時も少し温度が高めだとスイッチが入るようです。
使用するケースは、材の大きさに合わせて中〜大ケースを選択。私はクリアスライダー(大)を使用してます。飼育スペースのこともあると思いますのでちょうどよい大きさを選択しましょう。
□□□ 幼虫の育て方 □□□
【お勧めのエサ】
発酵マット。菌糸ビンのどちらでも飼育可能。
長歯を狙うなら1100以上の菌糸ビン飼育飼育で期待できます。菌糸はカワラでもオオヒラタケでも良いです。
六脚堂おすすめマット
| メーカー | マット |
|---|---|
| フォーテック | ヒラタ・ノコ1番 |
| フォーテック | 産卵1番(産卵セット時) |
| 月夜野きのこ園 | 完熟マット |
| フジコン | プレミアム 有機くぬぎ微細 フレーク |
| KBファーム | 栄養フレークEX 50L(大袋) |
800CC程度のボトルで交換途中1〜2回でOK。
【設定温度】
20~25℃度の範囲内。
低温管理の菌床飼育で長歯型が羽化する様です。
【孵化から羽化までにかかる時間】♂:約10~12ヵ月程度
♀:約7~11ヵ月程度
※管理環境(管理温度、飼育するエサ等)の違いによって個体差があります!
この記事は2025年11月の記事です。
トレンドが変わったらまた追記していく予定です。
近況:
今日は11月29日。札幌も最低気温が0℃と、結構寒くなってきました。日中の最高も7〜10℃。
ショップ内の気温調整もなかなか難しくなってきましたよ。なぜなら、安いエアコンを買ったせいで暖房がついていないことに先日気が付きました笑
でも大丈夫。北海道は、ちゃんとストーブが付いているのです。今は18〜20℃でキープしていますがマイナス気温になったらどうしよう。虫達の保管においては16〜18℃くらいが多くの虫達の動きを抑えてくれるのでいいのですが。
ここがこれからの肝ですね〜
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