マラパネブトクワガタの飼育方法|幼虫期間から産卵まで
『マラパネブトクワガタとは』
産地はソロモン諸島のマラパ島、ガダルカナル島あたりが主要産地とされています。
野外では決してポピュラー種ではなく、「珍品」度は高め。標本誌や昆虫展でも一目置かれる存在です。
ソロモン諸島のジャングルの湿気と腐葉土の香りが脳裏に浮かび上がる、そんな珍品系ネブトのひとつですね〜。
ソロモン諸島は、パプアニューギニアの右側。
ここです。隣のマライタ島といえば「スペキオススホソアカクワガタ」でしょうね。死ぬ前に一度行ってみたい。ソロモン諸島。
初めて国内にまとまって姿を見せたのが2016年頃とされ、以来「ソロモンのネブト」の中でも一際マニアックな存在として注目を集めています。
レコードサイズは 、40.7mm(ビークワ2020)
♂の頭部は複眼後方の側縁が弱く膨らみ、大あごはより細長くて、基部付近に大きい板状の内歯があって先端は小さく二又状。中央部にもやや小さい内歯があります。
珍品の割には飼育外国産ネブトの中でも比較的飼育は容易な部類に入ります。
加水多めに調整したNマットで産卵・繁殖まで比較的スムーズに進むという飼育記もあります。
マニアの間では「見かけたら逃さない」種のひとつで、出現頻度の低さと合わせてコレクション性が高い、そんな位置づけになっています。
六脚堂としては、 “マルチに育てて測って、次世代に繋げていく喜び” を噛みしめる種だと思っています。 派手さではないけれど、育成・繁殖という昆虫趣味の本質をしっかり味わわせてくれるそんなネブトです。
この写真の比較に、◯◯ネブトに似ています。と表現しようと思いましたが、似ているのが見つかりませんね。
ひとつひとつ種によって違いの有るネブトは面白いですよね〜。
光沢身のあるボディ。
ちゃんと見ると、ネブトは裏側が毛深い。
水に浮いたりするのかな??ふと思っちゃいました。
あれ?クワガタ全般水に浮かべたら沈まないような気もする。笑
♀はボディが大きくて可愛いですね。
口ひげがすごいな笑
お腹空いてるのかな??
ネブトはすぐ固まるのでペア写真が撮りやすいですね。
すぐカッチーンてなりますね笑
流通が少ない種ですので、見つけたら即買いの種ですね。
六脚堂にもたまに出てくるので要チェックです。
【和名】マラパブトクワガタ
【学名】Aegus malapaensis
ここからは、マラパネブトクワガタの飼育方法を六脚堂の飼育方法や定説として言われている方法を掲載しています。
飼育する環境、地域、生体そのもののポテンシャルも大きな要素となりますので、あくまで参考としていただければ幸いです。
□□□ 成虫の飼育方法 □□□
寿命:
成虫の平均寿命は、6〜12ヶ月ほど。
飼育の適温:
22〜25℃程度
成虫育成メモ:
本種は外国産なので越冬はしません。また成熟をしっかりさせれば産卵数はかなり多い方です。
また特別な癖はなく、初心者にも扱いやすい種です。ゼリーを食べ始めたらすぐにペアリングは可能です。
10〜20個の卵を1回の産卵セットで割り出している方もいますので、飼育スペースなどに制限のある方は、小さくて飼育しやすいとはいえケースの大きさやセット期間など考慮したほうが良さそうですね。
□□□ 卵の産ませ方 □□□
卵を産ませるにあたっては♂♀それぞれが成熟していて、交尾・産卵可能な状態であることが必要になります。
羽化日、後食開始日、後食開始から成熟までの個体差もありますのでこの情報を鵜呑みにしないようご注意ください!
ネブトはハンドペアリングでは目視をするのは難しいです。よって、同居ペアリングがおすすめです。
【ペアリング方法】
1)小さい種なのでプリンカップなどに♀が潜れない程度のマットを敷きます。
発泡スチロールの上や、鉢底ネットを引いて行う方法もあります。
2)転倒防止用に、樹皮や足場、ゼリー皿、をセット。
3)♂、♀を投入し3日〜7日間ほど一緒にしておきます。
※これでほぼ交尾が済んでいると思われるので♀を取り出し産卵セットに投入します。
※この子達は小型種なので、プリンカップなどで同居させると良いですね。
【産卵セット】
マット産みなので材を入れる必要はありません。しばらく割り出ししないことを想定し、エサとして材を入れておく方もいらっしゃいます。(卵は小さいので幼虫で取るために放置するケースが多いようです)
期間は1〜2ヶ月放置してからの割り出しが良いと思います。
水分量は他の種よりも多めにします。が、握って指の間から水分が染み出ない程度にします。
ケースの下から半分くらいまで手で押さえつけて固める程度。カチカチにはしません。
あとはふんわりとマットをひいてください。
マットは黒土や微粒子完熟系で、他のカブトムシなどで使った中古マットを半分くらいブレンドすると良いでしょう。汚れているマットのほうが良い結果が出ます。
【ケース】
小ケースや1500CCのボトルなどでもOKです。
多産な種なので大きいケースを使用すると、予想を超える数を産んで飼育に困るので注意!
【産卵管理適温】
25℃前後。産地が暖かい場所なので27〜29℃と高めでも良い結果が出ています。
転倒防止に、ハスクチップがちょうど良いのですが、私はマットを再利用したいときにキッチンスポンジを切って置いています。小型の場合はマットも汚れないし重宝します。
□□□ 幼虫の育てかた □□□
【お勧めのエサ】
黒土や完熟タイプで微粒子のマット。添加の強いマットや発酵の薄いマットは食べませんので注意。
【えさ交換回数】
500ccのボトル程度で途中1〜2回。 ♀なら200ccのカップでも充分です。
多頭飼育でも大丈夫ですよ。大きさにこだわる種では有りませんので。
※温度やマットの劣化具合、食い進みにより変化はあります。
【設定温度】
25℃前後
【孵化から羽化までにかかる時間】
4〜6ヶ月程度
※管理環境(管理温度、飼育するエサ等)の違いによって個体差があります!
この記事は2025年10月の記事です。
トレンドが変わったらまた追記していく予定です。
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