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ビシグナートゥスコクワの飼育方法|ペアリングから幼虫飼育まで

KAZ.YOSHII

『ビシグナートゥスコクワとは』

インド北東部、タイ、ミャンマーに生息する、見た目はヒメオオクワガタを小さくしたような種で、茶褐色の鈍い光沢がありのが特徴です。

また、お尻にある黄紋、そして腿節も黄褐色になるのが最大のチャームポイントになります。また、似たような形のコクワガタに比べて大アゴが湾曲せず真っ直ぐ伸びるのもグッド。

後食まではおよそ3〜4ヶ月で、そこから1〜2ヶ月で成熟します。

サイズ的には、♂25~35mm程度で、

飼育レコード42mm、野外ギネス41.5mm(BE-KUWAレコード)となります。

和名:ビシグナートゥスコクワガタ

学名:Dorcus bisignatus

おしりの黃紋が最高ですね。薄っすらと浮かんだ目のような。このちょっとした違いがコレクションしたくなるきっかけでもありますよね。

♀にもあり。黃紋カップルです笑

写真で見たことはあっても、実物を見るとまた臨場感が違うのです。これはどんなカブクワでもそうですね。

♂の色は惚れ惚れするくらいきれいです。「見ると欲しくなる病」が発動しますよね。

ちなみにこの子。WF1のサイズフリーということで購入したのですが、42.5mmあります。レコード超えているんですよね笑

親超えしたらレコード超えるはず。ちょっと頑張ってみましょう。

すらっと伸びる大顎。

♂も♀の太ももに黃色があります。

このページではビシグナートゥスコクワガタの飼育方法を六脚堂の飼育方法や定説として言われている方法を掲載しています。

飼育する環境、地域、生体そのもののポテンシャルも大きな要素となりますので、あくまで参考としていただければ幸いです。

□□□ 成虫の飼育方法 □□□

寿命:

 成虫の平均寿命は、1〜2年程度。

※ペアリングの回数によっては短くなります。

飼育の適温:

18〜25℃程度

成虫育成メモ:

低温にも高温にも強いので飼育はしやすい種です。

♂が♀をいじめることは無いので同じケース内で飼育することも可能です。

しかし成熟した♂は交尾意欲が強いので、同じケース内で飼うと♂♀互いの寿命を短くしてしまいますのでおすすめしません!

ケースはコバエシャッタータイニーやクワBOX MS-1あたりで充分です。

飼育ケースのサイズ表はこちら

□□□ 卵の産ませ方 □□□

卵を産ませるにあたっては♂♀それぞれが成熟していて、交尾・産卵可能な状態で

あることが必要になります。

羽化日、後食開始日、後食開始から成熟までの個体差もありますのでこの情報を鵜呑みにしないようご注意ください!

ドルクス系なので、小さいのにやや待ちます。後食は4〜5ヶ月。成熟はさらに1ヶ月程度でしょうか。

※管理温度でも違いは出てきます。

《ペアリング方法》

ハンドペアリングではほぼ目視できませんので、同居ペアリングが理想です。

詳細はこちらから!

《カブトムシ・クワガタのペアリング方法》

《産卵セット》

マット産みですが、材を入れると材にも産卵します。発酵の度合いが深い微粒子が理想。

材は8割程度埋め込む用にセット。

ほぼ♀殺しは無いので、同居で大丈夫です。

産卵セットの作り方はこちらから

産卵管理適温

23〜26℃

【使用ケース】

ケースは、クリアスライダーやコバエ抑制ケース(小)(セパレートケース)などで良いでしょう。

《ケースサイズ表》

□□□ 幼虫の育て方 □□□

【お勧めのエサ】

微粒子発酵マット。ヘラクレス用のマットなど。

サイズを狙うならヒラタケ菌糸で行きましょう。

【えさ交換回数】

500菌糸カップだと1本孵しでいけます。

ボトルサイズにも寄ります。

【設定温度】

22~24℃程度が理想です。

【孵化から羽化までにかかる時間】

23℃で通年管理の場合は6〜10ヶ月程度でしょうか。

※管理環境(管理温度、飼育するエサ等)の違いによって個体差があります!

この記事は2024年10月の記事です。

トレンドが変わったらまた追記していく予定です。

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和名:ビシグナートゥスコクワガタ

KAZ.YOSHII

映像・WEB・システム開発の会社「WILLPLANT」の代表取締役。

会社内で、幼虫飼育1000頭を行なっているカブクワおじさんでありつつ、ラジコンバギー(ストック)で2022年、全日本16位(JMRCA)。

カブクワバトル動画、カブトコロシアムの主宰でもある。

WILLPLANTのWEBはこちら コンテンツ制作:カブトコロシアム

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