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スペキオススホソアカクワガタの飼育方法|ペアリングから幼虫管理まで 

KAZ.YOSHII

『スペキオススホソアカクワガタとは』

産地はソロモン諸島の中でも、東マライタ島、ベララベラ島のものが日本では流通しています。

スペキオススホソアカクワガタは、島ごとに少しずつ姿を変える――そんな「島の個性」を感じさせるクワガタ。

マライタ島のタイプはアゴ基部の下向き内歯が控えめなのに対し、ベララベラ島産はその内歯が前向きに発達する傾向が見られます。

ホソアカクワガタの仲間としては少し珍しくスペキオススは暑さに強いタイプ。と言われております。

高地よりも低地を好むため、ホソアカ属の中でも低標高に適応した種。ということは、飼育においても他のホソアカほど低温を意識する必要はなく常温で十分に成長してくれるのはうれしいですね。(とはいえ、25℃を超えるとバタバタと★になります。)

体色も多彩で、グリーン系からレッド系まで幅広く、光の角度で印象を変える美麗種。南洋の陽光をまとったような輝きが魅力の、見応えあるホソアカです。

 原名亜種はパプアニューギニアのブーゲンビル島に生息しているようですが、生体の国内流通は確認されておらず、近年はベララベラ島やガダルカナル島産の個体も出回り始めており、形態差から新亜種として記載される可能性もささやかれています。というブログを拝見しました。

 キクロマトスといえば、メタリフェルやエラフスが注目されていますが、スペキオススにもぜひ注目して、亜種毎の違いを楽しんでもらいたいです!

【和名】スペキオススホソアカクワガタ

【学名】Cyclommatus speciosus anepsius

ちょっと小ぶりの♂なので、頭の大きさはそれほどでもありません。

でもしっかりと特徴が出ております。

この子は40mm程度なのですが、もう10mm大きくなると急激に頭が大きくなり迫力が増します。六脚堂のしょーへーが今、奮闘中なので大きい個体を出してもらいましょう笑

大きくなると、胸部の横への張り出しが大きくなり、顎も大きく湾曲します。

眼の横のシワが男らしさを出していますよね!

この子はゴールドが基調の個体。

他にもグリーン個体やレッドベースのグリーン個体。レッドベースのゴールド個体も同じ親から出てきたりするのです。

ある意味、カラーを追求するのも面白いのかもしれません。

ここからは、スペキオススホソアカクワガタの飼育方法を六脚堂の飼育方法や定説として言われている方法を掲載しています。

飼育する環境、地域、生体そのもののポテンシャルも大きな要素となりますので、あくまで参考としていただければ幸いです。

□□□ 成虫の育て方 □□□

寿命: 

成虫の平均寿命は、3〜6ヶ月ほど。

※ペアリングや産卵の回数によっては短くなります。

飼育の適温:

20〜23℃程度

成虫育成メモ:

外国産なので越冬はしませんので温度管理が必要です。

成熟までは後食を始めてからおよそ1ヶ月程度。短命なので羽化後の成熟も他の種に比べて早いような気がします。

□□□ 卵の産ませ方 □□□

卵を産ませるにあたっては♂♀それぞれが成熟していて、交尾・産卵可能な状態であることが必要になります。

羽化日、後食開始日、後食開始から成熟までの個体差もありますのでこの情報を鵜呑みにしないようご注意ください!

《ペアリング方法》

クワガタ系は、人がいると警戒心が強い子が多いので同居ペアリングがおすすめです!

なお、♀を攻撃しますので顎縛りをするか同居は目が届くところで短期間にしましょう。

1)飼育ケースなどに♀が潜れない程度のマットを敷きます。

    (隠れ場所として樹皮や専用餌皿があると良いです)

2)大きすぎないケースにゼリーを一つ置きます。

  (ゼリーが♂♀の出会いの場とするためです)

3)攻撃力の高いヒラタ系、ノコギリ系は顎縛りしましょう

4)3〜7日同居させ、「メイトガード」していたらほぼペアリングが完了しています。

詳細はこちらから!

《カブトムシ・クワガタのペアリング方法》

【産卵セット】

マット産みなので材を入れる必要はありません。

しかし材を入れることで足場になり産卵が進むという方もいらっしゃいます。材を使うときは柔らかめのものを使用しましょう。

水分量はやや多めにしますが、握って染み出ない程度にとどめます。また材を入れる場合は材の加水具合によってマットの水分量を減らすなど変化を付けましょう。

※材にたっぷり加水されている場合はマットの水分は少なめにしないと、 劣化が激しくなったりマットにも影響があります。

マットの下7割程度まで手で押さえつけてカチカチに固めます。あとはふんわりとマットをひいてください。

産卵用マット:

フォーテックさんの《産卵1番》で良い結果が出ています。

(幼虫飼育をそのまま産卵一番だと、栄養が足りず大きくなりにくいですね。)

【ケース】

小〜中ケースを用意します。

《飼育ケースサイズ表》

産卵管理適温:

22〜24℃前後

転倒防止にはハスクチップがちょうど良いのですが、私はマットを再利用したいときにキッチスポンジを切って置いています。小型種の場合はマットも汚れないし重宝します。

《産卵セットのリンク》

【割り出し】

産卵セットに♀を投入してから1カ月~2ヶ月経つと、ケースの側面に幼虫が見え始めます。幼虫が見え始めましたら産卵セットを開けて、中の幼虫を取り出します。卵はとても小さいので、採卵よりもできれば幼虫での割り出しが理想です。

材を使用した場合、材の外からは幼虫は見え無いので確認ができませんが、2ヶ月経っていれば割り出しをしてみましょう。

出てきた幼虫はプリンカップなど小さい容器で管理を行います。プリンカップは200CCのサイズでOK。マットは産卵に使用したものと同じ種類の物を使用しましょう。

□□□ 幼虫の育てかた □□□

【お勧めのエサ】

クワガタ用発酵マット

フォーテックのヒラタノコ1番をオススメ致します。

【えさ交換回数】

500ccのボトル程度で途中1〜2回。♀なら300ccのカップでも充分です。

しかし、♂を50mm以上にしたい場合は、800CCボトルをおすすめします。

※温度やマットの劣化具合、食い進みにより変化はあります。

【設定温度】

18~25℃前後、温度の守備範囲が広いですが、30℃に近くなると☆になる幼虫が激増しますので注意です。

【孵化から羽化までにかかる時間】

♂で6〜7ヶ月

♀で4〜5ヶ月程度。大きい♂でも56mm程度なので、サイクルがとても早いです。

また、メスがより小さいため♂との羽化時期のズレが出やすいのです。

(これを羽化ズレと言います。)

羽化ずれとは

※管理環境(管理温度、飼育するエサ等)の違いによって個体差があります!

この記事は2025年11月の記事です。

トレンドが変わったらまた追記していく予定です。

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KAZ.YOSHII

映像・WEB・システム開発の会社「WILLPLANT」の代表取締役。

会社内で、幼虫飼育1000頭を行なっているカブクワおじさんでありつつ、ラジコンバギー(ストック)で2022年、全日本16位(JMRCA)。

カブクワバトル動画、カブトコロシアムの主宰でもある。

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