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ミカルドキンイロクワガタの飼育方法|ペアリングから幼虫管理まで 

KAZ.YOSHII

『ミカルドキンイロクワガタとは』

オーストラリア・西部、パースなどを産地とする、他のランプリマ(キンイロクワガタ)とはレベルの違う光り方をするキンイロクワガタ。金属光沢のような光り方をしています。

♂はゴールド系と、パープル系が存在し、♀はグリーン、ブルー、パープルなどより多くのカラーバリエーションがあり、楽しむことができます。

また、パプキンのような前足のカマはついていないのも特徴の一つ。(補足小さな突起があります。)

顎はパプキンのように大きく発達することも無いので、光沢以外は大きな特徴はありません!

さらに大きな特徴として、羽化後の休眠が長いことです。パプキンなどは2ヶ月程度で後食を開始しますがミカルドキンイロクワガタはおよそ6ヶ月〜8ヶ月ほど。

休眠管理さえうまくいけば、パプアキンイロクワガタ同様に産卵、幼虫飼育ともに簡単なクワガタで、日本でも特別寒い地域でなければ常温での飼育も可能!

小さいので飼育スペースも取りませんし、また幼虫期間も短いため、是非チャレンジしてほしい種の1つです。

キンイロクワガタは、ランプリマ系と言われ他には、

アウラタキンイロクワガタ:

ほとんどパプキンと変わらず、顎が短く、光沢が強いのが特徴です。 大歯のタイプはほぼいません。

ラトレイユキンイロクワガタ:

大アゴ内側側方から前方の上面にかけて黄褐色のやや長い毛がブラシ状に密生。

パプアキンイロクワガタ

同属の中では最大種。ワメナ産よりもアルファック産のほうが大きくなると言われています。

インスラリスキンイロクワガタ

パプキンは、イエロー、グリーン、ブルー、パープル、レッド、様々な体色を持ちますが、インスラリスキンイロは大きさは控えめなものの体色の鮮やかさはパプキンを上回ります。

しかし、色に関しては写真の通り♂金緑、♀は緑ベースに赤が入るものか、黒の2タイプが存在しています。

などが日本では流通しています。

今回、自分のためにもキンイロクワガタの分布図を作ってみました!

テストに出ますので、覚えておきましょう!笑

和名:ミカルドキンイロクワガタ

学名:Lamprima micardi

産地:オーストラリア 

この子は♂です。パープルの強い個体です。

顎の発達は強くなく、大アゴが発生することはありません。その分顎の内側の毛が密集しているように感じますね。

パプキンのような前足の大鎌もありませんね。

良い虫はシャッターを切る枚数が増えます笑

肉眼で見ると、明らかにパプキンよりも光沢が強く感じます。

大鎌(オオカマ)ならぬ小鎌(チイカマ)。

こちらは♀。

グリーンオン強い子です。

六脚堂のショップでも、入荷するとすぐに買い手が決まるくらい人気種です。

男の性分として、キンイロクワガタはコンプリートしたくなる種だと思います。

ミカルド同様、アエネアキンイロなどは流通量が少ないので若干高額になる傾向があります。

裏側もギラギラしています。

ニジイロ同様裏側もきれいです。

ここからはミカルドキンイロクワガタの飼育方法を六脚堂の飼育方法や定説として言われている方法を掲載しています。

飼育する環境、地域、生体そのもののポテンシャルも大きな要素となりますので、あくまで参考としていただければ幸いです。

□□□ 成虫の飼育方法 □□□

寿命: 

成虫の平均寿命は3〜5ヶ月程度。(休眠が長いので、後食開始後の目安です。)

飼育温度:

18〜26℃前後と広いので飼育はしやすいです。

(ただし越冬はしませんので温度管理をしっかりしましょう。)

成虫育成メモ:

幼虫も成虫も温度帯域が広く、乾いたマットの上でも蛹になり羽化まで行けるポテンシャルを持っています。

□□□ 卵の産ませ方 □□□

卵を産ませるにあたっては♂♀それぞれが成熟していて、交尾・産卵可能な状態であることが鍵になります。

《後食まで》

羽化後、6ヶ月から8ヶ月かかります。6ヶ月近辺から、床材の上にティッシュなどを引きボロボロになるタイミングを見逃さないようにしましょう。ボロボロになったら16gの1/4くらいのゼリーを入れて、食べ始めるかどうか3日おきくらいにチェックしましょう。

《ペアリング方法》

1)飼育ケースなどに♀が潜れない程度のマットを敷きます。

  発泡スチロールの上や、鉢底ネットを引いて行う方法もあります。

2)♀を先にケースに入れ、その上にそっと♂を乗せます。

3)♂、♀ともに成熟している場合は、そのままペアリングを開始してくれます。

ハンドペアリングはなかなかしにくい種でもあるので、同居ペアリングのほうが楽かも知れませんね。

詳細はこちらから!

《カブトムシ・クワガタのペアリング方法》

《産卵セット》

発酵マットのみでOKです。オススメはフォーテックの産卵1番です。

水分量は多くもなく少なくもなく。ギュッと握って固まりが出来る程度。しっかりと加水はしましょうね。(水が染み出るようでは多すぎです!)

ケースは小ケースや1600〜2000のボトルでも良いでしょう。

《ケースサイズ表》

ケースの7分目ほどまで固く詰め(カチカチにしましょう)、上2センチほど柔らかくひきます。さらに転倒防止用に樹皮などをひきましょう。キッチンスポンジを薄くカットしたものでもOKです。

割と多産な種なので、大きいケースに入れると予想以上に増えますので注意!小ケースでも環境がマッチすると30頭近く出てきます。

温度は25〜27℃で。やや高めで。

卵は非常に小さいので、見落としやすいため2〜3ヶ月ほど待って、幼虫で割り出すことをおすすめいたします。中にはケースの中に幼虫を入れたまま羽化まで放置の方もいらっしゃいます。

スペースを取らない本当に楽に飼育できるクワガタです。

□□□ 幼虫の育てかた □□□

【お勧めのエサ】

菌糸ビン(ヒラタケ菌)でも発酵マットでも成長します。

菌糸ビンを使ったからと言っても、大きさにはあまり影響が無いような気がしますので、ヒラタノコ1番でしっかりと育ちます。

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【えさ交換回数】

200〜400ccのプリンカップで交換無しで羽化まで持っていけます。

【設定温度】

20~23℃程度が理想です。

【孵化から羽化までにかかる時間】

♂4〜6ヶ月 ♀3〜5ヶ月で羽化します。

※管理環境(管理温度、飼育するエサ等)の違いによって個体差があります!

この記事は2025年6月の記事です。

トレンドが変わったらまた追記していく予定です。

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KAZ.YOSHII

映像・WEB・システム開発の会社「WILLPLANT」の代表取締役。

会社内で、幼虫飼育1000頭を行なっているカブクワおじさんでありつつ、ラジコンバギー(ストック)で2022年、全日本16位(JMRCA)。

カブクワバトル動画、カブトコロシアムの主宰でもある。

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